みなさんこんにちは。
8years/awahiデザイナーの平野です。
先月は展示会もあり、今季のアイテムをお披露目いたしました。
8yearsとawahiの商品以外に、今回は、あるアップサイクルのクッションを仕入れました!
このクッションは長野県東御市にアトリエを構えるデザインスタジオ「Ph.D.(フッド)」さんから仕入れたものです。
私が初めてこのクッションに出会ったのは、ちょうど1年ほど前。
とあるポップアップにフラッと立ち寄った際に置いてありました。
ひと目見てなにこの可愛いクッションは!!と衝撃を受け、さらに聞くと残布や靴下の残糸を使用した100%アップサイクルのクッションとのこと。
そのため、1つ1つ全く違った仕上がりなのが特徴。すべて完全に一点ものです。
半分透明の生地から覗くのはカラフルな残糸と、目をひいたのがこのネーム。
“100% trash(ゴミ)”と書かれています。なんという遊び心!
その時は確か6点ほどこのアップサイクルクッションが置いてあったのですが、そのまま店頭で20分ほど悩んでようやく1点を選び購入しました。
それから、ネットで「Ph.D.(フッド)」さんのことを調べ、長野県東御市にアトリエを構えることが判明。
Ph.D.(フッド)さんは家具の修理、貼り替えを主軸に、時には通常のリペアとは異なる創造性溢れる創作を行っています。
そんな、Ph.D.の荒井さんが主催するアップサイクルプロジェクトが「oops(ウップス)」。
つまりこのクッションはoops(ウップス)から生まれたものだったのですね。
このことを社内で共有し、ぜひコンタクトを取ってPh.D.(フッド)さんへ伺ってみよう!ということになり、早朝に出発、名古屋から車で走ること4時間。(私は車内で爆睡しました。すみません。)
ついに長野の東部にある東御(とうみ)市まで行ってまいりました!
とても長閑で空気の綺麗な場所。
地図だとこの辺にアトリエがあるはずなんだけど・・・と、さがし、看板違うけど場所的にあれかなぁ?とその建物に近づくと代表の荒井さんが迎えてくれました。
建物のロゴのMKKって何ですか?」と聞くと、前の会社のロゴ外さずにそのままになっているそうです。(笑)
そんなのんびりしたところも何か良いな〜!と、これから覗くアトリエの期待値がさらに上がってきました。
Ph.D.(フッド)さんはヴィンテージ家具の椅子の張替えや家具の修理をしているので、そこかしこにめちゃくちゃ可愛い生地が!
私も自分で(大した物ではないですが)服や雑貨を作るのが好きなのでしょっちゅう生地屋さんを見に行きますが、こんな生地は普通には買えないようなものばかり。
とにかく可愛い生地だらけでめちゃくちゃテンションがあがってしまい、ひとりでワーワー言ってさらに奥に進むと、ものすごい量のハギレが山のようになって積まれていました。
もう私にはこれは宝の山に見えました。
荒井さんが「これは張り替えで剥がした生地端です。これを使ってクッションを作ったりしています。あと、作家さんとかで欲しいって方とかもいるのでそういう方にもお渡ししています。最近はけっこう溜まっちゃってますね〜・・。そろそろまたクッションを作らないと・・・」 と仰るので、とにかく目で欲しいですビーム光線を出して荒井さんを見つめたら「あ、もしよろしければすきなの持っていっていいですよ(笑)」と言ってくださいました。(言わせたのでは…?)
「ワーイ!!」と歓喜しながらハギレ発掘タイム。
なんなら全部欲しかったけど車に積める限界や、名古屋についたあと地下鉄で帰ることを考え厳選したこちらのハギレをいただいてまいりました。
何を作ろうかワクワクします。
その後、アトリエを見学しながら荒井さんにoopsを始めたきっかけやその想いなどのお話を聞くことが出来ました。
(この内容はこちらの記事で詳細をご紹介しています↓)
荒井さんの掲げられている理念が素晴らしいこともさることながら、独自性ある唯一無二のプロダクトもとても魅力的。
oops(ウップス)の商品は、「アップサイクルで可愛い」ではなく、「アップサイクルだから可愛い」のです。
環境負荷を顧みないマスプロダクトに警鐘を鳴らすと同時に、プロダクトを使う人が生活の中でものを楽しめるものに生まれ変わらせ、さらに環境問題やゴミの問題に対する意識を強めていける。これって本当にすごいことです。
私も8yearsとawahiをそんなブランドに成長させていければなぁと、今回荒井さんとの出会いで非常に多くの刺激と感動を頂きました。
oops(ウップス)は、クッションの他にもポーチやバッグなど展開されています。
アトリエから車で1時間ほどの、長野市内にある【Ph.D.stock"hue"(フッドストック"ヒュー”)】ではoops(ウップス)の商品はもちろん、他のクリエーター達のアップサイクルのアイテムやヴィンテージ家具などが販売されており、見ているだけでも楽しいですよ。
ぜひ長野市に行った際は行ってみてください!
そして最後に、、頂いたハギレで作った平野アップサイクルプロジェクト?(hnpj)のご紹介。
■わたしもまずはクッションを作りました。しっかりした生地なのでやっぱりクッションが可愛い。
趣味で集めていたヴィンテージボタンをつけました。この生地もヴィンテージ家具のソファの生地だったのでヴィンテージボタンとの相性が良いね!
■oopsさんではニードルパンチという技法で生地に残糸や生地端を組み合わせて新たな生地を作っており、これを再現すべく、もらってきたウールの生地に残糸をのせ、羊毛フェルト用の針でひたすらぶっ刺して模様にしました。
荒井さんは生地や糸の組み合わせを頭で考えず感覚で置いていく!とおっしゃっていたので、私もペイッと適当に置いてやりました。
そしてなんとかニードルパンチ風に出来上がった生地!裏側はこんな感じ
これを使ってティッシュケースを。
目はなんとなくつけてみました。(笑)
■こちらはoopsさんのニードルパンチ後の残布で作ったカメラケース。
私最近フィルムカメラを始めました。(まだ一回も現像しておらずフィルムだけ溜まっていきます)
やっぱりほんまもんのニードルパンチ生地は厚みがしっかりしてるので、クッション性を活かしてカメラケースとなりました。
はやく現像しに行きたいと思います。
oops(ウップス)のアップサイクルクッションはヤマダヤオンラインでも購入できます!
数に限りがあり、すべて一点ものなのでお早めに。
8years/awahiの2024S/S商品も一部入荷し始めておりますので、そちらも合わせてぜひぜひチェックしてくださいね〜〜!
みなさんこんにちは。
8years/awahiデザイナーの平野です。
先月は展示会もあり、今季のアイテムをお披露目いたしました。
8yearsとawahiの商品以外に、今回は、あるアップサイクルのクッションを仕入れました!
このクッションは長野県東御市にアトリエを構えるデザインスタジオ「Ph.D.(フッド)」さんから仕入れたものです。
私が初めてこのクッションに出会ったのは、ちょうど1年ほど前。
とあるポップアップにフラッと立ち寄った際に置いてありました。
ひと目見てなにこの可愛いクッションは!!と衝撃を受け、さらに聞くと残布や靴下の残糸を使用した100%アップサイクルのクッションとのこと。
そのため、1つ1つ全く違った仕上がりなのが特徴。すべて完全に一点ものです。
半分透明の生地から覗くのはカラフルな残糸と、目をひいたのがこのネーム。
“100% trash(ゴミ)”と書かれています。なんという遊び心!
その時は確か6点ほどこのアップサイクルクッションが置いてあったのですが、そのまま店頭で20分ほど悩んでようやく1点を選び購入しました。
それから、ネットで「Ph.D.(フッド)」さんのことを調べ、長野県東御市にアトリエを構えることが判明。
Ph.D.(フッド)さんは家具の修理、貼り替えを主軸に、時には通常のリペアとは異なる創造性溢れる創作を行っています。
そんな、Ph.D.の荒井さんが主催するアップサイクルプロジェクトが「oops(ウップス)」。
つまりこのクッションはoops(ウップス)から生まれたものだったのですね。
このことを社内で共有し、ぜひコンタクトを取ってPh.D.(フッド)さんへ伺ってみよう!ということになり、早朝に出発、名古屋から車で走ること4時間。(私は車内で爆睡しました。すみません。)
ついに長野の東部にある東御(とうみ)市まで行ってまいりました!
とても長閑で空気の綺麗な場所。
地図だとこの辺にアトリエがあるはずなんだけど・・・と、さがし、看板違うけど場所的にあれかなぁ?とその建物に近づくと代表の荒井さんが迎えてくれました。
建物のロゴのMKKって何ですか?」と聞くと、前の会社のロゴ外さずにそのままになっているそうです。(笑)
そんなのんびりしたところも何か良いな〜!と、これから覗くアトリエの期待値がさらに上がってきました。
Ph.D.(フッド)さんはヴィンテージ家具の椅子の張替えや家具の修理をしているので、そこかしこにめちゃくちゃ可愛い生地が!
私も自分で(大した物ではないですが)服や雑貨を作るのが好きなのでしょっちゅう生地屋さんを見に行きますが、こんな生地は普通には買えないようなものばかり。
とにかく可愛い生地だらけでめちゃくちゃテンションがあがってしまい、ひとりでワーワー言ってさらに奥に進むと、ものすごい量のハギレが山のようになって積まれていました。
もう私にはこれは宝の山に見えました。
荒井さんが「これは張り替えで剥がした生地端です。これを使ってクッションを作ったりしています。あと、作家さんとかで欲しいって方とかもいるのでそういう方にもお渡ししています。最近はけっこう溜まっちゃってますね〜・・。そろそろまたクッションを作らないと・・・」 と仰るので、とにかく目で欲しいですビーム光線を出して荒井さんを見つめたら「あ、もしよろしければすきなの持っていっていいですよ(笑)」と言ってくださいました。(言わせたのでは…?)
「ワーイ!!」と歓喜しながらハギレ発掘タイム。
なんなら全部欲しかったけど車に積める限界や、名古屋についたあと地下鉄で帰ることを考え厳選したこちらのハギレをいただいてまいりました。
何を作ろうかワクワクします。
その後、アトリエを見学しながら荒井さんにoopsを始めたきっかけやその想いなどのお話を聞くことが出来ました。
(この内容はこちらの記事で詳細をご紹介しています↓)
荒井さんの掲げられている理念が素晴らしいこともさることながら、独自性ある唯一無二のプロダクトもとても魅力的。
oops(ウップス)の商品は、「アップサイクルで可愛い」ではなく、「アップサイクルだから可愛い」のです。
環境負荷を顧みないマスプロダクトに警鐘を鳴らすと同時に、プロダクトを使う人が生活の中でものを楽しめるものに生まれ変わらせ、さらに環境問題やゴミの問題に対する意識を強めていける。これって本当にすごいことです。
私も8yearsとawahiをそんなブランドに成長させていければなぁと、今回荒井さんとの出会いで非常に多くの刺激と感動を頂きました。
oops(ウップス)は、クッションの他にもポーチやバッグなど展開されています。
アトリエから車で1時間ほどの、長野市内にある【Ph.D.stock"hue"(フッドストック"ヒュー”)】ではoops(ウップス)の商品はもちろん、他のクリエーター達のアップサイクルのアイテムやヴィンテージ家具などが販売されており、見ているだけでも楽しいですよ。
ぜひ長野市に行った際は行ってみてください!
そして最後に、、頂いたハギレで作った平野アップサイクルプロジェクト?(hnpj)のご紹介。
■わたしもまずはクッションを作りました。しっかりした生地なのでやっぱりクッションが可愛い。
趣味で集めていたヴィンテージボタンをつけました。この生地もヴィンテージ家具のソファの生地だったのでヴィンテージボタンとの相性が良いね!
・・・
■oopsさんではニードルパンチという技法で生地に残糸や生地端を組み合わせて新たな生地を作っており、これを再現すべく、もらってきたウールの生地に残糸をのせ、羊毛フェルト用の針でひたすらぶっ刺して模様にしました。
荒井さんは生地や糸の組み合わせを頭で考えず感覚で置いていく!とおっしゃっていたので、私もペイッと適当に置いてやりました。
そしてなんとかニードルパンチ風に出来上がった生地!裏側はこんな感じ
これを使ってティッシュケースを。
目はなんとなくつけてみました。(笑)
・・・
■こちらはoopsさんのニードルパンチ後の残布で作ったカメラケース。
私最近フィルムカメラを始めました。(まだ一回も現像しておらずフィルムだけ溜まっていきます)
やっぱりほんまもんのニードルパンチ生地は厚みがしっかりしてるので、クッション性を活かしてカメラケースとなりました。
はやく現像しに行きたいと思います。
oops(ウップス)のアップサイクルクッションはヤマダヤオンラインでも購入できます!
数に限りがあり、すべて一点ものなのでお早めに。
8years/awahiの2024S/S商品も一部入荷し始めておりますので、そちらも合わせてぜひぜひチェックしてくださいね〜〜!